Creachair   × 椅子

工房風景

 クリーチェアーの工場は福岡県福津市の緑豊かなところに

あります。ここでは椅子作りに欠かせない木工機械や手道具

についてご紹介します。

 奥は横切り盤です。主に材木の長さ寸法をカットします。

 右手前は帯ノコ盤と言い材木を曲線に切るときにしようします。クリーチェアーの椅子は曲線部分が多いので、よく使用します。

 これは手押しカンナと自動カンナが一体になっているもので

材木の幅や厚みを削ってくれる

機械です。かなり年季が入っていますが、昔の機械はしっかりと作られていて、かなり丈夫です。

見た目も新品の機械よりも、味があってよいです。

 工業用ミシンです。家庭用のミシンでは縫うことのできない、厚手の布や皮も縫製することができます。


 

 現代建築においては直線的なデザインの内装や家具は主流となっています。無駄なものがそぎ落とされたシンプルな空間には洗練された美しさがあります。しかし日々の暮らしの空間まで無機質な内装や家具に囲まれてしまうと何か息苦しさのようなものを感じてしまいます。

 

 その空間にたった一つでも有機的であたたかみのある椅子をおくことで空間

の緊張が中和されるのではないか?と考えています。

 

 クリーチェアーの椅子やソファーをお使い頂くことでほんの少し彩りを加える

ことができたら・・・という思いで日々製作しています。 


 デザイン性を追求することはもちろんのこと、腰痛をお持ちの方でも長時間座っても腰に負担が少ないように、しっかりと体をサポートする椅子作りを目指しています。





加藤 将輝     1976生まれ


20代半ばに椅子作りを志し職業訓練校にて

木工技術の基本を学びました。

 

その後、椅子張りを専門とする会社に勤め技術を習得し、それと同時にオリジナルの家具、椅子やソファーを試作、研究してきました。


2013年からCreachairとして独立し、より本格的に活動しています。